毎日「絵本」を読んでいました。
息子は国語が得意だと思います。
塾の3~4年生の時の先生のお陰もありますが、もしかしたら「読み聞かせ」が効いていたのかも?と思います。
塾の先生曰く「日々の母親とのケンカで、頭をフル回転させ言い訳を考え続けた結果」だとも言われました。(笑)
そんな中私は、息子が喜ぶので「小学校の読み聞かせボランティア」を6年間やりました。
1年生の1回目は緊張しました・・・
失敗しないようにしないと・・・と前日練習をたっぷりして行きました。
1人で声を変え何役もこなしながら、感情を込めて読みました。
読む本は「朝から笑って1日過ごせるように」と最後の最後まで「面白い本!!」に終始しました。
「面白い本」をいつもいつも本屋さんで探し、ネットでもレビューを見て探しました。
大人が面白いと思うものと、子どもが大爆笑するものは全然違いました。
購入するとまず息子に「これどう?」と確認します。
息子のO.K.が出れば、「学校で読む」という感じでした。
学校では子どもたちに「面白い本を持ってくるお母さん」と認知され、更に「面白い本をさがさなくては・・・」とプレッシャーでした。
それでも子どもたちは私を見つけると「今日、読み聞かせ?やったー!!」と喜んでくれました。
いつも楽しみにしてくれていました。
ところがある日、「花まる学習会」の高濱先生の講演会で衝撃の一言が・・・
「読み聞かせは感情こめて読むんじゃなくて、子どもたちが情景等を想像しやすいように淡々と読んでください。ショーみたいになってはダメです」と・・・
「あ~、私の読み聞かせってずっとショーみたいだった・・・」やってしまった。
でも普通の「読み聞かせ」としてはそうかもしれないけど、「お楽しみ会」としては成功していたので、まあいいか・・・
お話の最後に「落語」を読むんですが、またみんなが「待ってました」とばかりに喜んでくれて嬉しかったです。
後にわかった事ですが、母の読み聞かせを何年も聞き続けた息子は、国語の時間の「本読み」で感情をこめて、声も変えて読むようになっていました・・・