下に置くと泣く子だった。
出産後子育ては1人きり。
とにかく泣く子で、少しの物音ですぐ起きて泣きだした。
私は服をめくればすぐおっぱいがあげられるよう、ほぼ半裸で過ごしていた。
3才でやっと幼稚園に入ったのはいいが、早生まれなので幼い・・・
今でも残っている幼稚園の写真は、もう1人の早生まれの子と2人、先生に抱っこされているもの。
トラブルも起こし始めたので、「揉まれて来い!」と思い、あらゆる「キャンプ」に参加させた。
NPO法人のものや、YMCA、その他にも「そらまめキッズ」というのにも参加した。
「そらまめキッズ」には「逃走中」の企画があり、夢中になった。
「太ったハンターがめっちゃ遅くて余裕で逃げられたよ!」なんて楽しそうに話していた。
いろいろ参加させてみてわかったのは「花まる学習会」の野外体験の素晴らしさだ。
比べてみて初めてわかる事もある。
先生方は救命の訓練も受けて、「命を預かる」という決意の下、見てくださっている。
友だち参加もなしで、見知らぬ子ども達と2泊3日、3泊4日を一緒に過ごす。
だいたい2日はいろいろ我慢もできるそうだが、3日ともなるとケンカが起きるらしい。
ありがたい。
いろんな未知の人たちと出会い、容認したり、我慢したりして成長する。
大きい子は当たり前のように小さい子の面倒をみる。
それを先生たちは見守りながら、手助けしたり、声掛けしてくださる。
この「野外体験」に参加し続けたお陰で「小さい子の面倒をみる」というのが当たり前のように出来る子に育った。
知っている人が誰もいなくても「今度はどんな友だちができるんだろう!!」と楽しみにできる子に育った。
もちろん嫌な子がいて我慢したり、大きいお兄ちゃんにいじめられる事もあった。
それも全部経験で、財産となっている。
「花まる」に入会中のお子さんたちは、絶対「野外体験」には参加した方がいい!
入会されていないお子さんにも、来年から「花まるHERO」というものが始まるらしいので、楽しみにしていてもらいたい。
小さい頃の揉まれ体験は財産になります。
学校で募集しているものもあったりしますので、是非、いろんな「キャンプ」に参加してみてください。