テスト結果が散々なのに、楽しそうに遊ぶ計画を立てている。
大雨の中、釣り具屋に「竿」を買いに行く息子。
どうやら友だちと「手長エビ」釣りに行く約束をしたようだ。
息子は「生き物捕獲」に関してはすこぶる上手い。
虫でも、魚でも、カエル、ザリガニ、何でも捕ってくる。
いつかこの情熱が「勉強」に向いてくれたら・・・と期待していたが、一向にその気配は感じられない。
今日1日かけて、ワナを仕掛けるためエサとなる「サバ」を買いに行き、竿の先に針を付け準備し、何時間も費やした。
この子は一体どうなるんだろう?と思う。
いつになったら気が付いて「勉強」を始めるんだろう?
もう待ちくたびれた。
↓ これが手長エビ。後ろの金魚は「芝」の学園祭ですくったやつ。
FCの先生に「ほっといたらやりませんよ。やらせるしかないと思います。」と言われた。
「花まる」の講演会では、引き籠ったり、学校を辞めたり、遠回りしてきた子たちが「こんなに成功しました」みたいなお話があるが、全員がそういう訳ではないはず。
成功者が語る「あの時の時間は無駄ではなかった」というのは、成功者だから言える事なのだろう。
そのまま「無駄な時間」を過ごし、無駄な人生を送る人も多いはず。
むしろ、そのままダメになる人の数の方が多いと思う。
親として、どこまで関与して、どこまで本人に任せればいいのか?
気が付かない息子に、もう疲れ果てた・・・