「短期留学」に送り出す!
中学に入って始めての「英語テスト」で、とんでもない成績を叩きだした息子。
許せない!
どうにかしなければ!!
そこでFCの先生たちに相談した。
帰ってきた答えは「海外に出せ!」だった。
スクールFCの大塚先生が「彼はほっといたら6年間このままですよ。何か刺激を与えないと。それには海外に出す事です」とおっしゃった。
そしてもう1人、信頼している先生にも訴えたら同じく「海外に出せ」という言葉が返ってきた。
これは行かせるしかないだろ!と思った。
すぐ行動するのが私のいい所だ。
大塚先生にも褒められた。
早速、パスポートの手配をし、本人と一緒にパスポートを取りに行き、
旅行会社で「短期留学」の申し込みをした。
英語のために、なけなしの貯金をはたいた。(涙)
「海外留学」のための説明会にも参加した。
最後に「何か質問はありますか?」と聞かれたので、
「ハイッ!!」と大きく手を挙げ「余りにも英語ができなさ過ぎて、海外に出そうと思ってるんですが、大丈夫でしょうか?」と聞いてみた。
旅行会社の方は笑いながら「そういう子の方が伸びます。下手に知識があると、ここは過去形でとか疑問文だからとか考えて話せないけど、出来ない子は「単語」とリアクションで会話します。」との事。
「その笑顔で大丈夫です。」とも言われた。
それならできそう~。
そして、全く英語がしゃべれない息子の口から出た言葉が「楽しみ~」だった。
こいつスゴイな!!と思った。
全く言葉が通じない所に行き、初めての海外で、ホームステイ先の外国人の他人の家に寝泊まりするのに「楽しみ~」と言ってる。
英語ができないから、海外に飛ばされるのに、全く不安じゃないらしい。
何とかなると思っているし、更に楽しもうとしている。(笑)
こんな奴っているんだ・・・
我が子ながら感心した。
私なら絶対嫌だし、泣いてしまう・・・
この言葉を聞いて、いつも周りの大人たちが「将来大物になる」と言うのが分かった気がした。
現在、オーストラリアを満喫中の息子。
果たして帰ってきた時、英語の進歩はあるのだろうか?
↓ 中学受験編。