いや、わかっちゃいるよ・・・
悪気がないのは重々承知している。
だが、出かけている間中、ずっと何かしらの音を立てているし、何かが揺れている。
隣にいると、ずっとその音を聞かされ、振動を感じ続ける事になる。
例えば「音」。
電車の走行音の真似、発車ベルの音、グーグー言う変な音、チャカチャカチャーンと変な歌・・・
これが永遠続く。
プラス「ずっと揺れている」。
足も揺れてるし、歩いていても左右に移動しているし、駅のホームで電車を待っていたら、タタン、タタンと言いながら私の周りをグルグル回り出した。
半分私に対する嫌がらせなんだが、さすがにイラッとし「やめろよ!」となる。
何かわざと怒らせようとする節がある。
待ち時間には、フンフン言いながら机をカチカチ叩き続け、スマホのチェーンを回し続け、常に「何かしらの音」を立てている。
私は目で「やめろよ」訴えながら、ぐっと手を掴んで抑える。
一緒にいると、ずっとこれが私にも降りかかってくる。
今、私は弱っている・・・そんな時に、「息子とおでかけ」はキツイ。
でも息子は無意識だからしょうがない。
なるべく離れて歩きたいのに、ふらついているのでぶつかってくるし寄ってくる。
「ぶつかってくんなよ!」となる。
息子は小さい頃から「不注意」だったので、全身アザだらけで、どう見ても「虐待でしょ」という感じに見えたが、自分で怪我をしていただけだ。
そして、その息子の巻き添えを食らって、私も怪我だらけだった・・・
何かを見つけると急に走り出すので、咄嗟にそれを追いかけようとして、足の筋が切れた・・・
興味のあるものがある方向を見ながら走るので、ポストやら電柱やらに全力でぶつかる。
とにかくよく転ぶ。
ご飯、味噌汁、おかず、水筒のお茶、いろんな物をぶちまける。
謝りながら、何度電車の床を拭いた事か・・・
その巻き添えで、私の足の上に石板を落とされたり、よそ見しながら全力でぶつかってくるので、道に倒されて頭をぶつけたり、頭突きされたり、投げた物が跳ね返って私の目を傷付けた事もある。
もちろん彼に悪気はないが、全部痛い・・・
なかなかな破壊力だった。
体を動かすのに何か代替品があるといいが・・・
「手首に輪ゴムをつけてパチパチしなよ」と言ってみたが、興味なさそうだったな。
今は小さい頃よりはましになっているが、これから先、もっと落ち着きますように。
「ゆとり」のない母親で申し訳ない気持ちはある・・・
でもずっとは辛い。
特に弱っているときには、.静けさが欲しい。
↓ 中学受験編。