「授業参観」皆勤だったな・・・・
幼稚園の頃から、「問題ありの子」だと思っており、なるべく様子を観察したかったので、「学校公開」ともなれば、全部見に行った。
多い時は、1時間目から6時間目までいた。
息子の姿は後ろから見ても揺れているのですぐわかる。
そして、机から物がはみ出している事でもすぐわかる。
ロッカーから床に雪崩が起きているので、ロッカーもすぐわかる。
↓ 1日学校にいるので、椅子付きリュックで行っていた。
私も笑われていたと思う。
授業中の様子は、常に床に鉛筆やら消しゴムが落ちている。
椅子はギコギコしている。
そして先生の質問には全部手を挙げる。
わかっていようが、わかっていまいが、全部挙げる。
間違えても全然平気なので、全部挙げる。
「先生、お母さんが見に来てるので、僕を当ててください!」と言って手を挙げる。
クスクス笑う、他のお母さんたち。
6年間でどれだけ笑われただろう・・・
みんなあったかかったな~。
低学年の頃は、クラスの中でも手を挙げる子が限られていたが、息子が間違えても平気でどんどん手を挙げるので、クラス全体が「間違えてもいいんだ」という雰囲気になり、6年生になる頃には、授業中ほとんどの子が手を挙げるようになっていた。
何かの立候補だって全部手を挙げるので、低学年の頃は競争率が低かったのに、だんだん「俺も、私も」となり、みんな立候補するようになった。
息子を見て、自分もやりたい!と思う子が増えた気がする。
↓ こんな本がなくったって、全員「間違ってもいい」って知っていた。

- 作者: 蒔田晋治,長谷川知子
- 出版社/メーカー: 子どもの未来社
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小学校で、いろんな事ができなかった息子だが、やさしい女子がいつも助けてくれていた。
机の中の整理をしてくれたり、持ち帰る手紙を袋にまとめてくれたり、物を貸してくれたり、何かと女子たちにお世話になった。
今の学校の先生に小学校で女子がお世話をしてくれていた話をしたら「だから、自分で何もできないままここまで来たんですね・・・」と言われた。
「ああ、しまった・・・」と思ったけど後の祭り。
ここからは自分でがんばれ息子よ・・・・
↓ 中学受験編。