「幼稚園」では電車好きの集まりの輪に入っていた。
幼稚園の先生の計らいで、「ほっといたら1人で遊ぶ子たち」の電車好きを集めて、一緒に遊ぶようになった。
彼らは今も電車好きだ。
うちも電車好きのままだが、生き物→戦国武将→電車→生き物となっていて、今は生き物の比重が大きい。
自由な幼稚園で、グレーゾーンの子たちもたくさんいた。
社会に出ればいろんな人がいて当たり前なので、どんな子も受け入れる幼稚園だった。
ここで3年間過ごす事ができたお陰で、今、まあ問題なくとは言わないが、何とか普通の学校に行けていると思っている。
この幼稚園は、全部自分で考えなければならない場所だった。
好きな物を選んで、好きな事をして遊ぶ。
自分で考えないと、何もできないまま終わってしまう。
毎日ドロドロになり、木のぼりなんかもするので服も破れていた。
新しい洋服はもったいないので、みんなボロボロの服で遊んでいた。
ここの履物が草履だった。
そのまま今も草履生活を送っている。
「この環境がいい」と教育熱心な親が通わせる一方、近所なのに「汚い」という理由で毛嫌いする親とで真っ二つに分かれていた。
どちらがいいかは、親が判断すればいい。
先日、「高濱ナイト」でお会いしたママは、「保育園をクビになった。」とおっしゃっていた。
理由は、みんなと違うから。
お昼寝はしない、お外に行きたがらないので乳児とお留守番、みんなで一緒に遊ばず本を読むのも先生としては気に入らない。
「他の子と違う」というのが許されない保育園だったそう。
「こちらの方針に従えない子は辞めてください」。
いや、今の世の中「多様性」が叫ばれてるのに、みんなと違うから辞めてはないでしょ・・・と驚いた。
保育士さんたちの数も限られている中で、なかなか「人と違う子」を見るのは大変なのはわかるが、散々高濱先生や、花まるの先生方を見てきてるので、この保育園の先生たちってほんとに教育者なの?と思う。
まあ保育園だから教育機関ではなく、養護がメインなのだが。
今、保育の専門学校に通っている友だちに聞いても、教育実習に行くと、園長先生に従わなければならず、辛い思いをしている先生たちがたくさんいると言っていた。
一番大事な幼児期を、そんな場所で子どもを潰されたらたまったもんじゃない。
「ここは違う!」と思ったら、思い切って幼稚園を変えてもいいと思う。
大変だけど、幼稚園を辞めて毎日一緒に遊んでもいい。
Yahoo!の宮澤さんはお父さんはが「息子と一緒に遊びたいから幼稚園をやめさせた」とおっしゃっていたし。
あとは「花まる学習会」に行けば、そのままのその子を認めてくれる先生たちがいる。
今では「探究学舎」や「知窓学舎」等の「探究型塾」も出来てきて、学校や幼稚園以外の選択肢も増えている。
是非、子どもの「興味関心を伸ばす場所」を見つけてあげてください。