息子が何より楽しみにしていたのは「電車」・・・
「特急ひたち1号」に乗る為に、早朝から東京駅へ向かう・・・
眠い・・・
久しぶりに「水族館」に行ってみる事にした。
東京の水族館は混むので、田舎へと。
また辛い「息子とおでかけ」だ。
しかも大好きな電車に乗るのでノリノリだ。
やはりというか、ずぅ~っと隣で、電車の走行音、車内アナウンスを聞かされ、
「録音するから静かにして!!」と、注意され、走行中ずっと「今、100キロ出たよ。」「この区間は、最高速がでるよ。」「ここでいつも撮影してるよ。」「あの電車珍しいんだよ、ちょっと降りて撮ってきていい?」「ここからはカーブが多いから、スピード落ちるよ。」とまあ、ずっとこんな調子で解説してくれる訳だが、私は全く興味がない・・・
常磐線にメチャクチャ詳しい息子。
「通いなれた道」という感じ。
駅名も全て頭に入っている。
勉強にはあまり役にたたないが、お出かけや乗り換えの際にはすごく役に立つ。
デッキでマイクから録音中。
帰りは、「グリーン車」に乗ってみた。
また大喜びだ。
しかも、途中駅で特急の通過待ちがあり、撮影に成功。
彼は速い電車が大好きなのだ。
そこから息子の大好きな「特別快速」に乗り換えた。
「駅を通過する」のがたまらないらしい。
窓辺に置いたスマホには何やら、現在のスピードが表示されている。
どこでそんなアプリを入手したよ?
彼は、外の景色が流れる速さで、現在のスピードがわかるので、あまり必要ないアプリのような気はするが・・・
とにかく、ずっと大興奮だった。
帰りのグリーン車では、小さい子供を連れた家族が乗ってきた。
ああ・・・静けさが・・・・
家族はは大声で歌を歌いだした・・・
メチャクチャ騒がしかった~。
それにしてもあの子どもたち、楽しそうだったな~。
息子も小さい頃うるさかったし、普通車の座席で、あの騒がしい子どもたち乗せるのも大変だし、まあ仕方ないな・・・・
家に帰って見ると、息子のスマホには1枚も、水族館の写真はなく、全て「電車」だった。
結局、
彼にとって大事なのは、どこへ行くか?ではなく、何に乗るか?なのだ。
↓ 中学受験編。