えっ、いちばん気になったのがそれかい!
わざわざ遠出して行った「水族館」。
特急に乗り、バスにまで乗って到着。
順番に見て回ったが、生き物はおもしろいな。
結構人がいて、混み混みだった。
この水族館には苦い思い出がある。
まだ幼稚園の頃に連れて行ったのだが、天井まで届く巨大遊具があって、小学生未満の子だけが遊べるようになっている。
網になってたり、トンネルになってたり、小さい子は楽しめる。
そこで3歳児の息子は、上の方に上り、下の人に向かってツバを吐いていた。
「うわっ、何これツバじゃん。あの子じゃない!!」と指をさされた息子。
腸が煮えくりかえる思いでタワーに上り「何やっとんじゃー」と追い掛けたが、小さい子用の遊具の中、逃げる逃げる。
やっと捕まえて引きずりおろし、2度とここにはこない!!と思ったのだった。
あれから10年、一通り見て周り「イルカショー」の会場に行くと、既にいっぱいで「立ち見」だった。
いやいや、立ってまで見たくないし。
と言う事で、「サメの餌付けショー」へ移動。
そりゃ期待値は上がるわな~。
想像したのは、巨大ザメの水槽に投げ込まれる、大型の魚か何かの塊。
それを映画さながらに、バクバク食い付くサメたち。
ところが、水族館の「シロワニ」というサメは、小さく一口大に切った魚を、おちょぼ口でパクパク食べるだけ・・・
期待してたのと全然違う!!
つまんない!!
こんなもんか・・・と諦め、再び「イルカショー」の会場へ。
次の回の為に私が並び、息子は1人で魚を見に行った。
興奮して帰ってきて言ったのが「すっごいハゼがいたよ!!」
「あのいつも釣るやつだよ!!。こんなでっかいんだよ!!」と手を広げて見せた。
何の事はない、いちばん食い付いたのは「ハゼ」だった。
いつも釣っている魚の「巨大版」が目の前にいて興奮していた。
確かに驚きの大きさだ。
30センチくらいはあった。
「ハゼ」ってこんなに大きくなるんだ・・・一体何年生きてるんだろう?怖い・・・
その後は、イルカとアシカのショーを見た。
前の席は「水がかかるから!」とレジャーシートを「1枚¥500円」で売り出す係員さん。
それが飛ぶように売れて、息子と2人「ボロ儲けだね。これ1回で5~6万行くよね。いいな~こんな商売。」という会話をした。
ショーは楽しかった~。
水族館はたまに行くとテンション上がるな。