昔「かけっこ教室」というものに行かせてみた。
幼稚園の頃は今と違って、プラレールやBRIOで遊ぶ子どもだったので、ひたすらインドア。
線路をつなげては、電車目線に合わせて寝転がり、延々走らせて遊んでいた。
自分で好きなように組み立てて、電車の走行音を口ずさみながら、何時間でも遊んでいた。
↓ 木でできているので小さい子も安心。いろんな種類が出ているのでどんどん増やせる。
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- メディア: おもちゃ&ホビー
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幼稚園の友だちも電車好きなので、いつも同じ遊びだった。
「家の中」で電車を走らせるだけ。
なので、足なんて速いはずがない。
小1~小3まで、遅い遅い。
「運動会」では4人で走って、ギリギリ女子に勝てる感じだった。
「はなまる学習会」の高濱先生が、「運動音痴はコンプレックスになるから、何か得意な物を見つけた方がいい。」というお話をされていたので、「かけっこ教室」に行かせてみた。
スタートの練習から、足の上げ方、フォーム等を教わった。
結果は・・・1回や2回の練習じゃ、そうそう足は速くならなかった。
ところが、小4あたりからクラスメイトと公園での「鬼ごっこ」が始まった。
休み時間も毎回「鬼ごっこ」。
因みに、東京あたりの狭い校庭での「鬼ごっこ」は「空間認知能力」を高めるのにすごくいいと高濱先生がおっしゃっていた。
その「鬼ごっこ」が6年生まで続いた。
毎日、毎日、走り込む。
やたら「鬼ごっこ」が好きな子たちだった。
そうすると、息子の足がどんどん速くなった。
それどころか、高跳びも背の高い子たちと並ぶくらい跳べるし、跳び箱だって跳べる。
運動会の「徒競争」でも1位になった。
ただし、見た目的には何かバランスが悪くおかしいのだが・・・
運動神経がちょっと・・・と思っていたが、意外や意外、「運動神経いいグループ」に入ってしまった。
そして6年生でとうとう「リレー選手」に選ばれた。
それはもう、大興奮で応援した。
ただ本当は「応援団長」やって欲しかった~。
応援団長をやると中学受験で「第一志望」に受かるというジンクスがあった。
確かに「応援団長」をやった子が、すごいとこに受かっていた・・・
惜しかった~。
5年生で、毎日塾に行くようになってからは、最寄駅から家まで、毎回、私の自転車と全力で競争していた。
うっかり自転車が負けてしまう事があるくらい、息子は足が速くなっていた。
しかも「草履履き」だ。
結局、足を速くするには、「かけっこ教室」よりも、毎日走り込むのが一番だとわかった。
ただ、ほんとうに上手な人に教わったら違うのかも?という思いは残っている。
子どもの足を速くしたければ、毎日、走り込みを!
短距離が苦手な子には、長距離を伸ばすのがいい。
↓ 中学受験編。