そもそも「学校制度」自体が合っていない?
学校に行ってきた。
矢継ぎ早に「生活態度」について話し出す先生。
奴はどうやら授業中、一切ノートを取っていないらしい。
「彼は授業中、路線図を書いています。」と言われた。
理由を聞くと「ノートがない。」そうだ。
その後も先生の話は続く。
「彼は筆記用具も持ってきていません。」
その場で確認してみると、何と筆箱は2個あった!!
中から出てきたのは、部品の足りないシャーペン1本と、
誰のかわからないシャーペンと鉛筆1本ずつ。
誰かに借りたらしいけど、覚えていない。
他には何一つ入っていなかった。
消しゴムって知ってる?
今まで私は先生にも不満があったが、ノートも筆記用具も持ってこない生徒を見て、「こいつに勉強を教えてやろう!」なんて気は起きないよな・・・・と思った。
先生、すいませんでした・・・
「ノートを取らない。」と言われた時息子は、すぐさま「タブレットで黒板の写真撮っていい?」と言い放った。→わたしも、もうそれでいいじゃん・・・何もないよりマシだし・・・頭いい!と思った・・・
写真撮影は即、却下された。
まあ、そうだろう。
みんながノートに書いている中、1人だけそれを許すわけにはいかない。
こう言っちゃなんだが先生、
「息子が釘付けになるようなおもしろい授業やってくれんかのう・・・」と思う。(遠い目で・・・・)
目の前の子どもたちが「わくわく」する授業。
一体、どこに行けばそんな授業が受けられるんだろう?
今、「わくわくする授業」で思いつくのは「探究学舎」に「知窓学舎」で、「塾」だ。
昔、どこかの講演会で栄光学園の井本先生が「目の前の生徒をプルプルさせたい。」とおっしゃっていた。
先生と言われる方々がみんな、こんな気持ちで授業してくれたら・・・きっと誰もが勉強好きになるんだろうけど・・・・そんな事は無理だな・・・・
少しずつでいいから、これから教育現場も
「子どもたちのワクワク」を重視した授業に変わって行って欲しいな・・・
↓ 「ほとんど神様じゃないか?」と思う井本先生。

いま、ここで輝く。 ~超進学校を飛び出したカリスマ教師「イモニイ」と奇跡の教室
- 作者: おおたとしまさ
- 出版社/メーカー: エッセンシャル出版社
- 発売日: 2019/05/14
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
井本先生は素晴らしいが、とても「誰もがマネ」はできないぞ・・・
人ってこんなにあったかいんだ・・・と思う。
学校では他にも数々の息子の嘘が明かされた。
私はまた騙されていたのだ・・・・
先生も「成績よりも何よりも、人のせいにしたり、言い訳したり、やっちゃいけない事を平気でしたり、そっちの方が気になります。」とおっしゃった。
「やっちゃいけない事」の定義は私とはかなり違うが、おっしゃる通り。
そうだね・・・勉強だって一切期待できないね・・・
他の生徒の保護者からも「机が汚い」などとクレームが入っているらしい。
「私立」でクレーム入れられたら終わりだよね・・・・
最近塾の先生に言われた言葉
「彼は学校制度自体が合っていない。」
「教室の中で勉強するなんて無理ですよ。」との事。
うん、うん、なるほど。
そうですね・・・としか言いようがない。
ただ、本人が楽しく通っている以上は、自分で決めればいい。
それでも私の中ではもう「こいつには山村留学しかない!」と思っている。→しかし父親が「山村留学」に反対している。何で?意味がわからない。
「普通」といわれる子の子育てでも大変なのに、「普通じゃない子?」の子育てって、一体どうしたらいいのか?
困ったな・・・・
↓ 中学受験編。