「探究学舎」で行われていた「知窓学舎」の授業。
お正月早々に、「探究学舎」の授業に行ったが、あとで「知窓学舎」の矢萩邦彦先生の授業のお知らせが来た。
「うわっ、こっちに行かせたかった!!」と思って良く見たら、時間がズレている。
「これ行ける!!」と思い、すぐに申し込んだ。
矢萩先生の講演会にも参加した事があるが、話がとにかくおもしろい。
今回も「国語」の授業でも、子どもたちがつぶやく一言、一言に反応されて、それに関する新たな知識を教えてくださった。
そりゃ子どもは「へえ~」と前のめりになる。
息子がいちばん食い付いたのは「AI 同士が、人間のわからない言語で話し出した。」というくだり。
ずっと「それ怖いよね~」と話していた。
↓ 矢萩先生。
最初の方で「負けじゃんけん」というものをやったが、なかなか難しかった。
先生が出したものに対して、あと出しで負けるものを出さなければならないのだ。
人間は慣れたものの逆は難しいらしい。
全体のテーマは「国語の編集力」だった。
仕事の成功の秘訣は国語力と編集力。
コミュニケーション能力が必要。
「AI」には出来ないけど、人間にはできる事とは?
AI は空気が読めないので、読めた方がAIと差別化できる。
AI は自分を疑う事ができない。
先生手作りの「ワークシート」が配られた。
そこには「レンガ」の使い方、「コップ」の使い方、「学校にあるもの」、「学校にないもの」、「ありえないもの」、「人間を2分割、3分割にする」という課題があった。
そこで自分が思いもよらないような、人の意見を聞くことにより、次に自分が考える時、新しいアイディアが浮かぶそうだ。
「視点を一回挟むと、新しいアイディアが浮かぶ」とおっしゃっていた。
「これスゴイな」と思ったら、まずはマネてみる事。→マネすることはレベルアップへの近道だと教わった。
2日目は、新聞作りがメインだった。
子どもたちは1時間弱で、新聞を作り上げた。
↓ 矢萩先生の国語の記事が出ている。
矢萩先生の授業は、少人数で、常に子どもたちがワクワクしている。
次々と出される「課題」に対して、自分なりの答えを出して行く。
「どんな答えでも」決して否定される事はない。
「探究学舎」も「知窓学舎」も常に子どもたちが「楽しい!!」と感じながら自然に学んでいる。
「知窓学舎」の初日の授業は、朝から夕方まで「探究学舎」の授業を受けた後だったが、息子は「楽しかった~」と言っていた。
12時間近く「三鷹」にいたのに、帰る時喜んでいた。
「探究学舎」も「知窓学舎」も、勉強嫌いの息子が「楽しい」と感じる「塾」なのだ。
こういう授業が学校で受けられたら・・・と思う。
「学校の授業」ももう少し、楽しめるようにならないかな・・・
「子どもたちは自ら学ぼうとする力がある」というのは絶対正しいと確信している。
塾でしかこういう「教育」を受ける機会がないのは残念でしょうがない。
勉強が「楽しい」と感じる機会がないまま過ごす子どもたちもいるんじゃないのかな?
「探究型の塾」がもっと増えて、自ら学ぶ喜びを知る子どもたちが増えるといいな。
それにしても「学ぶ楽しさ」を体験させるのにもお金がかかる・・・
「経験」にお金がかかるのは仕方がないが、親は大変だ・・・
↓ 中学受験編。